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ねずみ・昆虫等の防除作業者や防疫業者をメンバーとし、
愛媛県下における公衆衛生の向上と防疫活動に貢献するとともに、快適な環境空間の構築を目指すことを目的としております。

Topics/News

協会からのお知らせ

【重症熱性血小板減少症候群】
◆感染症法施行令の改正が行われました(2013年2月22日)

 新しいダニ媒介性疾患である重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の症例が、今年1月に国内で初めて確認されたこと等を踏まえ、SFTSの発生を予防し、そのまん延の防止を図るため、所要の措置を講じるられるよう、本日付で、感染症法施行令の改正が行われました。
 改正のポイントは以下の通りで、本年3月4日から施行されます。

<ポイント>
1.感染症法における届出対象疾患へのSFTSの追加について
 SFTS の国内での発生・まん延を防止するため、医師による届出を確実に実施していただき、発生状況を迅速かつ的確に把握するとともに、必要な措置を講ずる必要があることから、SFTSを感染症法上の届出対象疾患(四類感染症)に追加します。
※届出対象となる疾病名は、重症熱性血小板減少症候群(病原体がフレボウイルス属SFTSウイルスであるものに限る。)となります。

2.感染症法に基づく病原体等管理規制へのSFTSウイルスの指定について
 SFTSウイルスが感染症法上の三種病原体等に指定されます。

◆重症熱性血小板減少症候群(SFTS)患者の国内での確認状況について(2013年2月19日)

 先般、新しいダニ媒介性疾患「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」の症例が、国内で初めて確認されたことを受けて、医療機関に対して、同様の患者を診察した場合は情報提供するよう、自治体を通じて協力をお願いしたところです。
 その後、医療機関から情報が寄せられた症例のうち、新たに1症例(広島県の成人男性。昨夏に死亡。国内感染疑い。)についてSFTSであったことが国立感染症研究所の検査により確認されました。
 各医療機関においては、引き続き、以下の要件に該当する患者を診察した場合は、最寄りの保健所へ情報提供いただくよう、ご協力のほどお願いします。

(参考:情報提供を求めている患者の要件)
 38度以上の発熱と消化器症状(嘔気、嘔吐、腹痛、下痢、下血のいずれか)を呈し、血液検査所見で血小板減少(10万/mm3未満)、白血球減少(4000/mm3未満)及び血清酵素(AST、ALT、LDHのいずれも)の上昇が見られ、集中治療
を要する、若しくは要した、又は死亡した者。
 ただし、他の感染症によること又は他の病因が明らかな場合は除く。

<報道発表資料>

<SFTSについて>